歴史

 
1937年National Motorとして、仁川にて設立。
1962年 セナラ自動車と改称。日産自動車と提携し、ブルーバードを「セナラ」の名称でノックダウン生産する。
1965年 新進自動車設立。日産自動車との提携を解消し、トヨタ自動車と提携。クラウン、コロナ、パブリカ、トヨエースをノックダウン生産する。(新進ブランドで販売。トヨエースはエースとして販売)
1972年 トヨタが撤退したのち、GMが資本参加し、社名「GMコリア」に変更する。シボレー1700やレコード1900、ロイヤルをノックダウン生産する。
1976年 韓国産業銀行がGMコリアの持ち株を購入し、セハン自動車(Saehan Motor Company)に社名変更。ジェミニ、エルフをノックダウン生産する。
1978年 7月、大宇財閥が産業銀行から持ち株を購入、セハン自動車は大宇傘下に入る。
1983年 韓国の大宇財閥が資本参加するが、GMとの提携は続く。社名を「大宇自動車」に変更する。ルマン(オペル・カデット)、ローヤル(オペル・レコルト)などを生産する。
1991年 スズキ・アルトを「ティコ」という名称で生産。本国では国民車として税金が優遇された。
1990年代中盤 ホンダと技術提携。アカディア(レジェンド)をノックダウン生産する。
1997年 雙龍自動車を買収する。以後、雙龍の車種は大宇が2000年に経営破綻(はたん)するまで大宇ブランドで販売される。
1998年 コンパクトカーマティスがヨーロッパを中心に売れ、経済危機に陥った韓国でも価格の安さで大ヒットする。
2000年 大宇自動車が経営破綻。
2002年 GMが旧大宇自動車の大部分を買収して「GM大宇自動車技術」を発足させる。また旧大宇自動車のトラック部門とバス部門がそれぞれ「大宇商用車」(後にインドのタタ・モーターズに買収されて「タタ大宇商用車」となる)、「大宇バス」として分離独立する。
2004年 海外市場では自動車販売ブランドとしてのDaewooの名前が消えてChevrolet (シボレー)となる(韓国国内では引き続きDaewooブランドで発売。日本に輸入されているマティスについても引き続きDaewooブランドで発売している)。よってDaewoo MatizはChevrolet Matizと変更になる。なお、ラセッティは国によってブランドを換えて販売している。(欧州、日本及びアジア諸国:シボレー、北米:スズキ、豪州:ホールデン、中国:ビュイック)
2006年 7月の海外市場での販売台数が初めて現代自動車を上回る。これは現代自動車でのストライキによる生産停止と、新型SUVの売れ行きが好調だったことによる。
2011年 1月19日、GMは韓国市場において大宇ブランドを廃止し、今後導入する新車をシボレーブランドとすることを正式に発表した。また、これに伴いGM大宇自動車技術の社名も韓国GMに変更される。また、社名変更を機にコルベットやカマロも夏期までに導入する[1][4]。GMは高級車の「アルフェオン」と軽商用車の「ダマス」「ラボ」については、今後もシボレーブランドを冠せず独立ブランドで市場に投入することを伝えている。
2011年3月1日 社名変更。以降に登場する車種ならびに一部既存車種は上述の「アルフェオン」「ダマス/ラボ」以外の全車種をシボレーブランドに切り替えて発売する。また、カマロとコルベットに加え、クルーズ(旧車名:ラセッティプレミア)ベースのミニバン「オーランド」を発売することも発表された。

韓国GM

種類 公開会社
本社所在地 韓国
仁川広域市
設立 1937年
業種 製造業
事業内容 自動車製造